インヘリット沖縄の公演情報

沖縄市民小劇場あしびなー20周年記念事業インヘリット沖縄2018『海を越えた挑戦者たち~バンミカセ!~』

<本公演は終了致しました。ご来場、誠にありがとうございました。>

上演日 2018年8月18日(土)・19日(日)
上演時間 8/18(土)開演19時/19日(日)開演13時・18時
会場 沖縄市民小劇場あしびなー
沖縄市中央2-28-1 旧コリンザ3F
作品概要 『この子たちが、いったい何をしたというんだ!』
船から降りることのできない球児たち
復帰前の沖縄。校庭には艦砲射撃によって出来た無数の弾痕。校舎もテント張り、生徒達も皆、一様に元気がなかった。
 野球部監督の比嘉哲治は、野球で生徒達を元気づけようと一念発起する。
比嘉はボコボコのグラウンドで生徒達と一緒に声をからせ、必死で子供達とボロボロのボールを追いかけた。そして、その努力の実る時が遂にくる。
1958年夏。40回の節目の年、全国高野連より沖縄から1校出場枠が設けられた。初出場の甲子園は、出場常連校相手に善戦するも惜敗。それでも彼らの目に涙はなかった。先生達も、強豪校相手の奮闘に満足げな表情だった。
だが、沖縄で待ち構えていたのは過酷な運命だった。米国民政府の定めた植物防疫法に抵触するという理由で、彼らの持ち帰った甲子園の土は港に捨てられてしまったのである。沖縄はまだ、日本ではなかった――。
沖縄高校球界の礎を築いた先人たちの思いがあふれる、首里高校の実話を基にした作品。
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インヘリット沖縄

作・演出 畠山貴憲

萬スタジオバックアップシリーズ最優秀審査員賞、第27回池袋演劇祭優秀賞等を受賞。